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名無しさん

よみもの

パーツケア製品

2020.10.30

編集長 河村

2020.10.30

編集長 河村

~会報誌に載らない開発秘話~ハンドケアベール

こんにちは。MANARA with編集長の河村です!

実は、私は2年前まで製品開発部に所属しておりました。

今回は製品開発部時代に、私自身が開発した、特に思い入れのある製品

ハンドケアベールについて、お話させていただきます。

これまでどこにも公開していない、一部の社員しか知らないような私の失敗談も赤裸々に書いております(笑)。

※会報誌で普段お伝えしている内容はカットしております。

もしよろしければ、会報誌もご覧下さい♪


試作品第一号は、「使いたくない!」と大不評!涙

開発しよう!と思ったきっかけは、獣医をしていた姉が、とにかく手あれがひどく、そんな姉のような手あれの方を救いたかったからです。

そこで私は、手あれがひどく、悩んでいる方にたくさんお話を聞きました。


その結果、ほとんどの方が手のごわつきを感じており、指を動かしたりすると手が痛いとおっしゃっていました。

そこから、手の皮が固くなっていると、手あれがひどくなり、美容成分の浸透もよくないのでは?と考えました。


まずは肌を柔らかくするために、エモリエント効果の高いオイルで肌を柔らかくするのはどうだろう?

と考え、「ハンドオイルゲル」という製品の試作を開始したのです。


これが、本当に大失敗でした!

自分で使ってみても、とにかくベタベタ・ヌルヌルする。

これで、目に見えて手肌のあれが改善するならまだしも、そこまで大きな変化はない・・・


モニターに参加した社員からは、

「なにこれ?」

「ベタベタする」

「スマートフォンやPCにつくから使いたくない」

など、厳しい意見をもらいました。


試行錯誤を繰り返しましたが、納得のいくものができず、泣く泣く発売をあきらめ、一冬を見送ることにしました。

そこで、改めて、仮説から立て直すことにしました。


手があれるのは、水や洗剤から手が守られてないから

一度、企画をまっさらに戻し、どうして手肌があれてしまうのか、再度ヒアリングを行いました。


その結果、土日に手あれがひどくなる。という社員が何名かいたのです。

不思議に思い、どうして土日に手あれがひどくなるのか、さらに質問すると


「土日は、平日にできなかった家事を一気にやる。そのとき、水や洗剤を使う」



という声があったのです。


他にも、「家事をしたあと、手があれる」という声が、多数ありました。



もしかしたら、手あれの原因は、水や洗剤なのではないか?

「水や洗剤で流れたうるおいを補うハンドクリーム」では不十分で、

「そもそも水や洗剤からうるおいが逃げないように守るハンドクリーム」が必要なのでは?


と考え、水や洗剤から手を守るような処方について、研究者に相談しました。

繰り返される、洗浄実験!!

製品開発部では、社内のモニターに製品を出す前に、まず自分で使って実感があるか確認します。

そして、そのあと目利きの鋭い製品開発部の全メンバーで試し、厳しい審査をクリアすることがきて、ようやく社内モニターに進みます。


製品コンセプトは「水や洗剤から守るハンドクリーム」。



本当に、手肌が守られているか確認しなければなりません。


そこで、試作品が出来上がる度に、給湯室へ行き、手を食器用洗剤の原液で洗うテストを行いました。



研究者は、「今回はかなり水に強いですよ!」と言って、試作品を作ってくるのですが、

食器用洗剤の原液にかかれば、ひとたまりもありません。


大体は、すぐにハンドクリームが流れ落ちてしまいます。ちょっと経つと、手もガッサガサに。


試作品が出来上がっては、開発部先輩の向井亜矢子と一緒に給湯室へ行き

「今回もダメだったね~ハンドクリームが流れちゃった」

「そうですね・・・」と、がっくりする日々が続きました。


そんなある日。


いつも通り、洗剤試験をしに給湯室へ行き、手を洗い流すと・・・


「ん??あれ??」


「なんか、うるおいが残ってる気がする・・・」


さすがに、洗剤の原液だと、ハンドクリームが完全に残っているわけではないのですが、

確実に、これまでの試作品と違い、手にうるおいが残っているんです!!


向井と二人で給湯室にて大喜びしたことを覚えています!笑

べたつき・ヌルつき VS 保護力・保湿力の戦い


ハンドクリームの開発において、とても難しいのが

べたつき・ヌルつきを抑えながら、保護力と保湿力を上げることです。


例えば、フェイスクリームなら、かなりべたついても、そこまで気にならない方も多いと思います。


しかし、手は色々なものに触れるため、べたつきやヌルつきがあっては嫌ですよね。


通常、水から手を守るような製品は、油分で水を弾くものが多いので、ベタつきが気になります。


その点、ハンドケアベールは、油分の層と水分の層が何層にもミルフィーユ状になっており、

一番外側を水の層にすることで、流れにくさと心地よい使用感の両立を実現しました。


さらに、すでに手あれをしている人のために、手あれケア成分を高配合しております。


そして、抜群の保水力とエモリエント効果をもつシアバターもたっぷり入っています。

このシアバターが、水分をしっかりと抱え込み、肌を内側から、ふっくらとさせてくれるのです。



こうして、保湿力とさらっとした使用感を両立したハンドケアベールは、開発メンバーからもお墨付きをもらい、次の年、限定品として発売することができました。


お客様に喜んでいただけるかとても心配でしたが、発売後、あっという間に完売し、今では定番品としてお客様にお届けすることができています。


お客様にお会いして、「一番好きな製品はなんですか?」とお聞きすると、時々「ハンドケアベールが一番好き!」とおっしゃってくださる方もいて、

開発段階でうまく行かず、心が折れそうになりながらも、諦めなくて本当に良かった!と心から思います。


と、ハンドケアベールへの愛を語り始めると止まらないので、この辺でやめておきます。笑

いかがでしたでしょうか。

今回は、会報誌に載りきらなかった開発秘話について、ご紹介しました。

ぜひ皆様にお試しいただけましたら嬉しいです!

ハンドケアベールのご購入はこちら

最後までお読みいただきありがとうございました!

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