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ランクアップし続ける人生を

私が以前働いていた広告代理店は、取締役だった私はもちろん、社長も終電まで働いていたので、めちゃめちゃ帰りにくい会社でした。さらに、遅くまで働いている人を頑張っている人だと評価していたので、成績がほとんど変わらない場合は、「長時間労働を惜しまない」社員を昇進させていました。

ベンチャー企業が数ある競業他社に勝つためには、「とにかく寝ないで働くしかない!」と思っていました。本当に寝ないで働き、がむしゃらに営業を続けた結果、創業から7年で、社員20名、売上約20億まで上がりました。数字だけみると順調にみえますよね。しかし、長時間労働で売上を上げていたため、残業することが当たり前になっていたので、残業を理由にたくさんの社員が辞めていきました。辞めては採用しの繰り返しで、一定期間で社員が全員入れ替わる、離職率100%の会社になっていました。

「仕事は楽しいけれど、将来、結婚も出産もしたい。でもこの会社では無理なので辞めます。」といって去っていく女性社員はたくさんいました。有能な女性社員を引き留めたかったのですが、私にはできませんでした。彼女たちの言うことが正しかったからです。残業のできない社員は、この会社に居場所はありませんでした。結婚はできたとしても、出産はまず無理だったのです。

そしてある日、頼りにしていた管理職が全員辞めてしまいました。これは本当にショックでした。深夜までがむしゃらに働けば、一時的には売り上げは上がります。しかし、この働き方を長期間は続けることはできません。社員は疲れ切り、いつかは退職してしまうのです。管理職が全員辞めてしまったことで、「働き方を変えない限り、この会社に未来はない」と気がつきました。

その時、私は35歳。結婚や出産を考える時期でもあります。取締役として誰よりも売り上げをあげていたとしても、出産したら私も戦力外になる。この事実に気がつくのに、5年かかりました。
欲しいものというのは、いまこの世に存在していないもの。つまり、欲しいものを作ることは、差別化された製品を作ることになります。マナラ化粧品の看板製品である「ホットクレンジングゲル」も、私が本気でほしい!と思っていた製品でした。
どんなに良い製品でも、その良さ、特長をお客様に伝えられなければ意味がありません。特長のはっきりとしている製品をつくることは、わかりやすい広告やパンフレットを作ることに繋がります。私たちは、つねにお客様に伝わりやすい製品作りを意識しています。
お客様を思う気持ちを、しっかりと行動に移すことが大切です。
ご要望にはすぐにお答えするようにしています。
もちろん、ご指摘にもすぐに対応します。
経営陣が号令をかけるなど、「本気」であることを示すと、社員にも伝わり、理解が広がっていきます。定時退社を実現するには、定時で帰る意思がない人がいると失敗してしまいます。とにかく説得し、同じ意識で業務をすることが大切です。
「定時退社」を広め始めたころ、そうはいっても業務量が多く帰れない社員ももちろんいました。
そこで、徹底的に業務を棚卸しし、システム化、アウトソーシング、他の社員にお願いする、止める、など振り分けていきました。現在も毎月必ず社員の残業時間をチェック。イベントなど短期的な理由ではない残業がある場合は、深掘りして改善するなど、毎月業務の棚卸をしています。
配送業務、コールセンターなど、多くの事をアウトソーシングしています。ただし、ただアウトソーシングするのではなく、パートナー企業として、理念や方向性などをしっかりと共有します。そうすることで、トラブルも少なく、解決の時間も早まります。多くの企業に支えられ、製品開発や広告宣伝など、自分たちの専門分野に集中して働くことができています。
煩雑な事務作業はすべてシステム化。システム化とアウトソーシングで、生産性の高いビジネスの仕組みを実現しています。
事務作業はなくてはならない大切な仕事です。しかし私には、人事評価制度を導入した際に、事務職だけスキルアップの階段を作ることができませんでした。そこで、思い切って事務職を廃止し、社員全員に使命を持った仕事を任せました。もともと事務職として入社した人も、今は事務職以外の仕事で、活躍しています。
残業ゼロを目指し、私たちの会社には6つのルールがあります。

【ルール1】社内資料は作りこまない
【ルール2】会議は30分
【ルール3】メールで「お疲れ様です」は使わない
【ルール4】社内のスケジュールは勝手に入れる
【ルール5】各部署の協力が必要な仕事やどの部署にも属さない重要な仕事は少数精鋭のプロジェクト化で効率化
【ルール6】企画段階で関係各部署にヒアリングをし、致命的な問題を事前に把握する

これらはすべて仕事を効率化するために作られたルールです。
私たちの会社の定時は17時30分。
しかし、仕事が終わっていれば30分早く退社できる「17時に帰っていいよ」制度があります。
これは、東日本大震災の際に、サマータイムを導入したのがきっかけです。就業時間を、それまでの9:00~18:00から8:30~17:30に変更し、さらに、電力不足などもあったので、17時に帰っていいよ、ということにしていたのです。

そして、17時半に戻すとなった時に、社員から「17時に帰るために効率よく働く癖がついたので、17時のままで大丈夫」との声が出たのです。給料は17時半まで支払っているのではじめは悩みましたが、「業績が落ちたら17時半に戻す」という約束で実施。すると、この時から17時にピタッと帰る文化が生まれました。
様々な企業から、「女性活用」について質問を受けたり、相談されることが増えました。

そこで、私たちの会社で実施している4つのポイントをご紹介します。
社員はシッター利用料300円で利用可能。
(子どもが元気になって出社できる場合のキャンセル量も会社負担)
ワーキングマザーもその他の社員も、子どもの体調不良による急な休みは悩みどころ。突発的な休みは、一緒に働く人たちに迷惑をかけてしまいますし、ママ自身も気負ってしまいますよね。そこで私たちの会社では、専門のシッターさんが自宅で看護してくれる病児シッターの利用を推奨しています。費用も基本的には会社負担。子どもの体調不良が原因で、ママ社員が不安になったり、その他の社員から不満が出ないよう、全面的にサポートしています。
定時は8時半から17時半だけど、仕事が終われば17時に帰れる制度。
就業時間は8時半~17時半ですが、仕事が終わっていたら17時に帰っていいという制度です。この制度が入る前は、30分程度のちょっとした残業が続いていました。今では、17時に帰っても、17時半に帰っても給料が変わらないので、ほとんどの社員は17時に退社しています。ママ社員も17時に帰ってお迎えに行くことができるので、復職してから3カ月後には、ほとんどがフルタイムで働いています。
小学校入学前まで6時間勤務。
私たちの会社ではほとんどの社員が17時に帰るため、時短社員(16時までが多い)との時間的な差がほとんどない上、求められる成果や評価はフルタイムの社員と同じなので、バリバリ活躍できます。今では社員の半数がワーキングマザーで、みんな復職後はこの時短勤務制度を使い、復職前よりもさらに生産性高く活躍しています。
有給休暇を時間単位で取得できる。
(2時間休み、3時間休み、4時間休み、5時間休み、6時間休みが取得可能)
本来、1日もしくは半休(4時間)単位の取得だと思いますが、私たちの会社では、1時間単位で選ぶことができます。非常に好評な制度で、子どもの個人面談や、美容院、コンサートなどそれぞれの予定に合わせて有給を効率的に使っています。
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これまで私たちは、【実感】、【安心】、【誠実】を軸に、自分が心からほしいと思う製品だけを提供してきたことで、 多くのお客様から支持をいただいてきました。
また、女性が社員の9割を占め、約半数がワーキングマザーとして活躍しています。
はじめからワーキングマザーが多かったわけではなく、社長である私の妊娠と出産を皮切りに、次々と社員が結婚・妊娠・出産・復職をして、現在に至っています。

時短ママ社員のできない仕事が子どものいないフル出勤の私たちの負担になっていて、不満爆発寸前です。
時短社員と一般社員の対立はないんですか?

ちょっとはあります(笑)

大変ですね。お気持ち、よくわかります。時短社員と一般社員に不公平がおこならないように、残業を無くし、時短社員と一般社員の差を少しでも埋めるようにしています。前述の通り、私たちの会社は8時半~17時半が就業時間ですが、17時に帰ることができます。8時半からとはいえ、朝礼や朝の体操などを終えてから仕事を開始するので、だいたい9時~17時の7時間勤務といえます。時短社員は最大6時間勤務ですので、差がたった1時間しかありません。また、病児シッター制度があるので、子どもが体調を崩しても、連続して休まなくていい環境をつくっています。
だから、時短社員も一般社員と同じ量・同じ責任感の仕事をこなしています。時間が1時間少ない分、その集中力は鬼気迫るものがあります。そのため、「あの人の仕事をいつも私が負担している」ということがなく、対立することもほとんどありません。また、時短社員には「ママであることに甘えないでほしい」としっかりと伝えています。ある意味、時短社員は厳しいかもしれませんね。
ただ、連泊の出張や、急なトラブル対応のための残業はできないので、そうした時に一般社員から不満が出たこともあります。

産休、育休の社員が多いようですが、いない間の仕事はどうやって回しているのですか?

産休に入るまでに、仕事の棚卸しをして、産休に入っても仕事が回る方法を考えます。

多くの人は、妊娠する人が重なったらどうしようと思うかもしれませんが、妊娠してもすぐになくなるのではなく、半年以上あるので準備の時間は十分にあると思っています。妊娠がわかった段階で、上司と一緒に仕事の棚卸しをします。そこで、いない間にやらなくてはならない仕事、やらなくてもいい仕事に分けます。優先順位と重要度を考えると、やる必要のない仕事は実は結構あります。そしてやらなければならない仕事を、部署のメンバーに分散して担当してもらうようにしています。負担が多くなるようであれば、アウトソーシングを活用したり、アルバイトや派遣社員を雇用して対応します。
また、「産休中に他の人に仕事を振ってしまったら、復帰したとき、仕事戻しにくくないですか?」も、多くいただく質問です。基本的に復帰したら仕事を戻す前提で割り振りをするので、仕事を戻しにくいということはありません。 産休に入る社員がいたら、仕事を整えるチャンスです!頑張ってください!

新卒社員も残業しないのですか?

新卒社員は残業しています。

よく聞かれるのですが、新卒社員は残業OKにしています。覚えることが多いですし、仕事も時間がかかるから。仕事を覚えることに集中できるように、残業をOKにしているのです。ただし、残業したとしても、1日1~2時間ほどなので、20時にはだいたい帰っています。 私のワークライフバランスについての考え方ですが、若いうちは仕事を覚えるために残業して必死に働いて、誰にも負けないスキルを身に着けてほしいのです。そのスキルは、一生自分の武器となり、自分を助けてくれます。
また、若いころは残業をしていても、経験を積んだ先輩社員たちはみんな17時に帰っているので、「自分も将来は効率よく仕事をして早く帰ることができる」とわかります。なので、安心して今は仕事を覚えることに集中できるのです。「若いうちはがんばれ!」ということで、新卒社員には残業をさせています。

 

 

当ページでもご紹介している、ランクアップの働き方のすべてが一冊の書籍になりました!

■目次

はじめに
1章 : 「離職率100%、定時は終電」のブラック企業を私が辞めるまで
2章 : 残業をゼロにした3つのこだわりと7つの働き方革命
3章 : 定時に帰れるだけじゃ社員は幸せになれない
4章 : 社員の本音から見えた「いい会社」の条件
5章 : 「女性活用」の裏側
巻末付録・・・私たちの会社に寄せられるよくある質問
おわりに

※各章に福利厚生のご紹介

■書籍概要

書籍名:ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社
著者名:岩崎裕美子(株式会社ランクアップ 代表取締役)
発行元:株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売元:株式会社インプレス
発売日:2016年1月18日(月)
頁数 :224ページ
価格 :1,480円(税抜き)
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